2019年
7月
27日
土
すみません、一年ぶりの更新です。
こんなHpでも毎月300人以上の方が訪問してくださっています。
本当にありがとうございます。
先日、大阪の千里リハビリテーション病院の副院長である理学療法士の吉尾先生に世田谷区のリハ職向けにご講演いただきました。
私は吉尾先生が大好きなんです!
写真見たらわかりますね(^^ゞ
吉尾先生のブログhttps://www.senri-rehab.jp/news/#blog
吉尾先生には、我がりはっぴぃをスタートするアイデアの段階から助言をいただいており、りはっぴぃの恩人です。
そんな吉尾先生のご講演をリハスタッフ総出で拝聴し、翌週にその勢いでリハ職の社内勉強会へGo!!
りはっぴぃがスタートして10年になりますが、
恥ずかしながら定期的な勉強会というのができていませんでした。
若いセラピストも増えているのに、働け!動け!!とダークグレイな状況で( ;∀;)
今年になり、OT鹿島(嫁さん)がりはっぴぃに復帰してやっと身動きが取れるようになり、
スタッフから要望が強かった研修を始めました(まだ二回目、何回続くのか??)
今回は、ご本人さんに協力いただき、
膝の人工関節置換術の術後のリハビリについての検討のはずが、
床と座り込み動作の検討会へ??
何でこうなったかというと・・・
まずは吉尾先生の講義の趣旨の部分を項目に分けて
リハビリテーションの実現のための考え方を整理
今回は帰納法(ボトムアップ)と演繹法(トップダウン)に分けてアプローチの仕方の違いの意味を確認
トンネル理論(勝手に私が命名)で
入口から帰納法的に介入すると同時に演繹法的に出口からも介入の方針を考えないと
トンネル繋がらないよ(=リハビリテーションは実現しない)!って問題提起して
みんなで評価して介入プロセスを検討しました。
左膝の人工関節手術を受けた方へのリハビリをデイと訪問で続けること半年
階段も登れるようになり、公共交通機関での外出も目途もたちました。
でも、手術しなかった右膝に痛みが出ているよ~
そんなところがスタート地点だったのですが、
ご本人さんの目標(解決したい困りごと)を聞いたら、畳の上に座る動作が激しくて困っているとの事
アレアレ(´・ω・`)
そんなところから写真のような動作分析と原因の究明作業になりました。
動作分析から、逆になんでそんな風に動いてるのかな?
脳卒中の方だってもっと上手に動ける人がいるよね?
その違いはどこうにあるのか、それをつきとめるために
自分たちの評価した項目以外に何を・どう調べようか??
そんな過程を通して、右膝の痛みの原因にもたどり着くことができました。
そんなやり取りを2時間にわたって利用者さんはご協力くださいました。
ありがとうございます<m(__)m>
最後は、まだ希望が見つかって良かったです!って言っていただけました。
自分よがりにならず、人と意見を交わすことがコミュニケーションです。
同じ意見で安心することはそのごく一部に過ぎません。
違うところにこそ価値があることが往々にしてあります。
他者は自分の鏡です。
利用者さんの人生が豊かになるために、専門職ができる事。
セクショナリズムの垣根を越えて行きたいな( `ー´)ノ
2018年
5月
19日
土
私たち理学療法士や作業療法士、言語聴覚士の仕事は何でしょうか?
今回はリハ職と呼びたいと思います。
法律で規定されているもの、
病院で期待されているもの、
在宅で期待されているもの、
地域で期待されているもの、
社会で期待されているもの、
それぞれの立場でリハ職が期待されていることは違うなあと実感する毎日です。
リハ職が自分の役割を決めて、違う役割を期待されている場で自分が決めた役割を押し通したらどうなるでしょうか?
相手からしたら居てもらわないと困るので、そんなリハ職を受け入れてくれますが、内心どうでしょうか??
それぞれの場面でリハ職は手段として技術を提供できなければいけません。
自分たちの主義主張を押し通すことが目的となりませんように。
自分の得意技で魔王を倒すことは目的ではなく、平和を取り戻すことが目的でそのために手段として魔王を倒す!
治療職としての役割が求められるならその役割を手段とし、
リハビリテーション専門職としての役割が求めれるならその役割を手段とする。
あなたはどちらの役割も果たせますか?
私は五里霧中です(/ω\)
介護予防についての記事を書いています。
ご自分や家族の健康のために、ご担当者さまへの関わり方を考えるために、参考になれば幸いです。
https://note.mu/happy_for_all/m/mbb614afce2c0
2018年
5月
13日
日
ビジネスとはお金を稼ぐことだそうです。
ビジネスマンとは、お金を稼ぐ人ということになります。
サラリーとは給与のこと。
サラリーマンとは、お給料で生活を営む人だそうです。
ビジネスとは社会に新しい価値を産出して対価を得ることに他なりません。
同じままでは、よりコストダウンしたサービスが提供されたりはたまた飽きられたりして継続が困難です。
ラーメン屋さんも同じ味のようで少しづつ味を変化させているそうです。
つまり、絶えず変化して価値を創造して(これが先にある)対価を得る(これは結果)のがビジネスの本質だなと最近考えています。
ビジネスマンとは、新しい価値の創造に常に取り組む姿勢がその本質にあります。
価値のあるものを提供してさえいれば、お金(=対価)は後からついてくる。
私が病院を退職したのは、サラリーマンであることが耐えられなかったからなのだと、自覚しています(/ω\)
組織はビジネスマンだけでは成り立ちませんし、サラリーマンだけでも成り立ちません。
それぞれの強みと弱みを持ち寄ることが大切ですね。
所属組織でもがいている方がいたら聞いてみたいです。
あなたはどちらですか?
2016年
11月
20日
日
リハビリテーションとは生活と人生の再建であり、その方のおもいをカタチにするプロセスそのものです。
今日は訪問リハビリをお休みして担当者さんと中途障がい者のゴルフ教室を見学に来ました。
長尺のドライバーを豪快に振り回す方も私の担当者さん。
最初は「私には無理だな、、、」
他の参加者さんから、いろいろな経験と励ましをいただいていたら
「アイアンなら振ってみるか」左下の写真ですが、後ろから羽交い絞めでおっかなびっくり振ってます。
そのうち、メラメラ燃えてきて、「ドライバーもやってみるか!」右下写真
左側でしっかりとブロックを作って、頭は動かず弓のように身体がしなっています。
帰宅後は笑顔で奥さまに報告されていました。
連れていくところまではリハ職の仕事でしたが、行ってからは仲間の支援です。
今回、参加してくれたことでデイのお仲間に伝えてくれることで、さらに仲間が増える。
◎活動参加に向けた支援はきっかけ作りが大切(^^♪
×この活動はリハとして介護保険が使えない( ゚Д゚)